教 授 / 診療科長
田中 文啓 (たなかふみひろ)

専門分野 呼吸器外科(肺がんや胸膜中皮腫を含む胸部腫瘍、その他)
手術を含む肺がん及び胸膜中皮腫の集学的治療
肺がんや胸膜中皮腫の生物学的特性と個別化治療
資 格 /
学会認定医
日本呼吸器外科学会専門医、指導医および評議員
日本胸部外科学会認定医・指導医および評議員
日本癌治療学会臨床試験登録医
日本肺癌学会評議員
日本外科学会専門医・指導医および代議員
日本がん分子標的学会評議員
日本中皮腫研究機構(JMIG)理事
その他、米国臨床腫瘍学会(ASCO)・米国癌学会(AACR)・国際肺癌学会(IASLC)の正会員
国際中皮腫会議(IMGI)の正会員
卒業大学 京都大学医学部 1986年(昭和61年) 卒業
略 歴
昭和61年 京都大学呼吸器外科教室入局
京都大学、国立療養所岐阜病院、天理よろづ相談所病院、松江赤十字病院で呼吸器外科を中心とした臨床研修を受ける
平成8年6月 京都大学呼吸器外科助手となる
平成13年7月 京都大学呼吸器外科講師
(平成12年5月-13年2月米国MDアンダーソン癌センター留学)
平成17年10月 兵庫医科大学呼吸器外科助教授(准教授)
平成22年12月 産業医科大学第2外科教授
一 言 肺がんは日本人の“がん”死亡の第一位を占めています。早期発見して手術で取りきることが最善の治療ですが、手術だけでは治らないこともまれではありません。臨床研修を終えて平成6年に京都大学に戻ってから、肺がんの診断や治療の向上のための研究や工夫(特に手術前後の抗がん剤治療)を行ってきました(その成果をまとめて平成15年には日本肺癌学会賞を受賞しました)。この間に肺がんの治療は、手術後の化学療法の有効性や新しい抗がん剤の開発など、少しずつはありますが確実に進歩してきています。最新の治療法を含む肺がんの治療法について、そのメリットとデメリットを十分に患者さんに説明し、より効果的な治療を一緒に考えていきたいと考えています。
また、平成17年より5年間、日本でも有数の胸膜中皮腫の患者さんが集まる兵庫医科大学に勤務し、胸膜中皮腫の診断と手術を含む治療に関する多数の臨床経験と研究成果を上げました。胸膜中皮腫は比較的稀な“がん”ですので、診断や治療に関して十分な情報が得られない場合は、気軽に相談ください。
田中 文啓
文責:医学部 第2外科, 更新日:2012年07月24日
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